放射能汚染も心配ですが
風評被害に苦しむ生産者の皆さんが気にかかる今日この頃
放射能以前に農薬の問題だってありますし
どこまでが有機でどこまでが無農薬、とかいう表示の問題(不毛)なんかも
ほかにも我が国は食料自給率が低くてこのままじゃいかん、とか
いやいやカロリーベースでのデータは意味がない、とか
諸説紛々で もうワケわかりませんよね
もちろん大局を見すえるのは社会の一員として大切な視点ですが
一消費者の行動としてはもっとシンプルに考えたいところ。
それに誰かがこう言っていたからあれを買う、これを口にするというのでは
自分の行動に責任がもてないし。なんかあったら人のせい、という
生き方はあんまり好みじゃないし。
で結局のところ。
あくせく働いて手にしたお金を、誰に払いたいと思うのか。
…もうこれだけでいいんじゃね?とか思っちゃいます
輸入だ国産だ有機だ無農薬だ無添加だ天然だ養殖だ、と
いろいろ選択肢はありすぎるほどありますが
食料自給率を上げるために国産を買おう!とかいうよりは
○○県○○の誰それさんが 頑張って作ってくれた野菜を応援したい!
というほうがなんか腑に落ちる気がするんですよねー
そういう考え方で見ていくと、不思議と
安いからこっちでいいや、という風にはならないものです
生活は細かな取捨選択、決断の集積ですから
判断基準もシンプルにしないとやってられませんしね
その点、お金の流れというのは全ての経済活動に共通することなので
応用も利くし なかなか力強く揺るがないものさしなんじゃないかな、と思います
同じ働く人間として、良い仕事をしていると思える
人やモノに正当にお金が渡るような世の中であって欲しいという
願いも多分に入ってます。カネカネいうと世知辛く聞こえますが
実効性のある応援、って思えば 悪くない気がします
そんなこんなで 最近は
なるべく福島や茨城、群馬千葉の産品を選んで買うようにしてます。
ちいさな子供がいれば、より安全安心なものにお金を使いたいということに
なるのは至極当然でしょうが、おっちゃんおばちゃんだけの我が家では
そうした心配もないので 産地の応援のほうにまわることにします