東京閑〜とん☆ちん☆かん〜日記

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カテゴリ:街の外へ出てみたり。( 14 )

モルディブ旅行記 その1 〜モルディブ到着編〜

13:20成田を出発予定のスリランカ航空が
離陸したのは15時前。使用機到着遅れということでした。
(チェックインカウンターでは お詫びに、と 空港ターミナル内で使用できる
1000円分の食事券×2人分をもらっちゃいました。)

モルディブは10年ぶりの2回目、海外行き自体が7年ぶりとあって
久しぶりに乗る飛行機(当然エコノミー)は 「こんなに狭かったっけ?!」という印象。
これで9時間のフライトは 小柄な自分たちでも結構キツいなぁ。。。と思いました。
スリランカ航空の機体はジャンボではなくエアバスなので、そのせいもあるかもしれません。
シンガポール航空のほうが所要時間がかかるにも関わらず、先に満席になる理由が
わかったような気がします。。。 それでも 比較的安価で直行便、とくれば
多少の我慢をするのも仕方ないのでしょう。燃料サーチャージも、他の航空会社より
だいぶ安かったと思います。

それぞれの前座席の背面にテレビ画面がついている、という仕様は
いまや当たり前みたいになっているんですね〜。。。 でも席が狭いので画面が近スギ(笑)
テトリスやギャラクシアンなど、ちょっとクラシックなテレビゲームも出来るように
なっていますが、双方の席ともコントローラが壊れていて プレイできませんでした。
機械は置いてあっても使えない、という事態に遭遇する度、海外にいるんだな〜という
感慨を深くします。。。 機内に持ち込んだ本を読んでしまった後は
習っている中国語の勉強になるかな?と 電子辞書片手に、日本語吹替え/繁体字字幕の
「21」(アメリカ映画)をずっと繰り返し見ていました。
家にいると9時間なんてあっという間ですけど、いや〜長い長い。。。

機内食はカレーが美味しいと聞いていたのですが、この日はなぜかカレーじゃなくてがっかり。
旅行会社の人が気を利かせて、ハネムーンシートサービスに申し込んでくれていたので、
2回目の機内食の後にケーキを持ってきてくれたのですが。。。すでに満腹で入らず。
体内時計はもう夜中だし。他のハネムーナーも機内に残していっている人たちが
多かったようですが、私たちはこっそりホテルまで持っていって、あとで食べました。
まあ もし検疫で叱られたらカッコワルいしね〜。。。大体ハネムーンじゃないのに図々しいったら
でも モルディブ入国時に検疫チェックはなく、ケーキも普通に美味しかったです。

到着は現地時間20:40、日本はもう夜中です。
この日は空港島のホテルに泊まり、翌朝の水上飛行機でリゾート島に向かいます。

空港からホテルの迎えの車に乗り、フルレホテルへ。
。。。といっても空港に隣接しているので、笑っちゃうくらい近いです。
荷物がなければ歩けてしまいます。ホテルの建物はまだ新しく、キレイな感じです。
ポーターには荷物1つにつきUS$1、計US$3のチップを渡しました。

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フルレホテル(空港ホテル)の客室内に入ったところ。
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客室内のインテリアはなかなかシックで落ち着いた感じ
ウェルカムフルーツのリンゴとオレンジはちょっとくたびれ気味。。。
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無料のコーヒー、紅茶、ミネラルウォーターのセットがあります。 カップやグラスが可愛い
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アメニティセット。シャンプー&コンディショナー、ボディソープ、乳液など。カミソリはありませんでした。噂通り、なぜか歯ブラシは1本だけ。。。リゾートにはコンディショナーがないので、ありがたく失敬していきました
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バスタブにはバブルバス、バスソルトのほかにヘチマの垢スリ、可愛らしいアヒルのおもちゃが
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ミニバーの冷蔵庫は壊れているらしく、逆にものすごい熱気を発していました(笑) こちらにドライヤーも完備

プールバーがあり、まだ開いていたので 行こうか。。。と話しているうちに爆睡
長い長い移動の1日が終わりました
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ああ〜 体を伸ばせるってしあわせぇ〜〜〜
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by majalis_k | 2008-07-20 12:52 | 街の外へ出てみたり。

モルディブ旅行記 その2 〜リゾート編〜

朝食後、早朝6:10にホテルロビー集合。
水上飛行機乗り場に向かいます。

フルレホテルでの朝食は1Fカフェレストランでのビュッフェでしたが。。。ちょっとひどかったです。
入った瞬間「営業してないのかな?」と焦るほど、店内は暗く雑然としていて。
いくら早朝とは言っても、ぬるいフルーツジュースが置いてあるだけで
コーヒーも飲めませんでした。パンとご飯のほかは残り物?みたいなおかずが少しだけ。
ウェイターも一人しかおらず、テーブルの片付けが追いつかなくて案内もなく、
空いたテーブルをウロウロ探さなければなりませんでした。
まあ こちらも起きたばかりで、そんなに食欲があるわけもないので。。。
トースト2枚とジュース1杯で席を立ちました。

ただ、出発時間によっては、ホテル4Fのメインレストランで朝食がとれるらしいので、
そちらのほうならまだいいのかもしれません。

水上飛行機乗り場は空港島の裏側にあり、車で15分ほどかかりました。
小型飛行機のため、積載重量に制限があり チェックインの際に荷物の重量を
かなり細かく計られます。25kgを超えると、1kgにつきUS$2追加料金を取られるそうです。

私たちの乗る便は搭乗人数が多かったので、3つの荷物のうち1つしか乗せられない、と
いわれてしまいました。乗せられなかった分の荷物は後の便で送ることになり、
到着後すぐ必要なものがあれば出しておくように言われたので、水着やハンドタオルなどを
急いで手荷物に移し替えました。
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7:30、いよいよ搭乗。プロペラエンジンの音が大きいので乗客に耳栓が配られます
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上空から見た首都マーレ島。1.72㎢に全国民の9割、8万人が住んでいるそうです
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パイロットさんが裸足、というのがおおらかな南国っぽくてイイ
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眼下には大小の珊瑚礁 ほんとうに宝石のようです
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40分ほどで目的地、ヴィルリーフが見えてきました
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到着後ぱちり。この後太鼓マンのお出迎えについてゾロゾロと桟橋を渡ります
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ウェルカムドリンクの名物「ぬるい」ヤシジュースと、女性は首にハイビスカスのレイをかけてもらい、歓迎を受ける。ちょっと照れくさい
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宿泊予定の水上ヴィラ。円環状に並んでいます。東側手前401号室から反時計回りに部屋番号がついていて、西側のサンセットを望めるのは部屋番号422〜435くらいの間(いちばん奥の421号室はレジデンシャル・スイート)
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本来チェックインは14時ですが、朝の到着後すぐ部屋に入れてくれました。私たちの部屋は434号室。ぎりぎり夕日が見られそうです
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室内はバスルームが分かれているだけのワンルーム。天蓋付きのベッドが置いてあります
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高い天井にはフライファン、日本製のエアコンもついています。
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小ぶりのソファの他にはライティングデスクのみ、とシンプルなインテリアです
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バスルームは黒っぽい岩石調のタイルが張られシックな感じ。8帖ほどのスペースにバスタブ、シャワーブース、洗面台、トイレがあります。ドライヤー、マルチコンセントも完備
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アメニティはシャンプー、ソープ、バスジェルとシャワーキャップのみ。スーベニアショップで日用品も少し売っているようです
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お茶やコーヒーは飲み放題。足りなくなったらルームキーパーに頼めば持ってきてくれます。お水は買ったミネラルウォーターのほか、水道水を沸かして使ったりしましたが、特にお腹は壊しませんでした
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デッキには寝椅子と、ジャグジー風呂。隣のヴィラとの距離が近すぎ。。。という意見もありましたが、デッキのある側に隣の開口部がないので、私たちは全く気になりませんでした
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寝椅子からの眺め。天国ってこんな感じかな、と思う
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着いた日の夕日。さすがに雨期なので雲はあるけれど なかなかの眺めです

私たちが滞在した時期は、日本人が1/3くらい、ドイツ人が1/3くらい、あとはフランス人、
イタリア人などのヨーロピアンばかりでした。1組、イタリア人の若者グループがいて
にぎやかでしたが、気に触るほどではなかったし、他はみんな静かで、
食事の時間レストランに行くと、島内にこれほどの人間がいたのか、と驚くほどでした。

前回モルディブを訪れた10年前に比べると、リゾートの数も飛躍的に増えているし、
それにつれて設備もどんどん良くなっているのでしょうね。
まず、お湯が欲しいだけ、ふんだんに出るのにはビックリです。
(もちろん以前宿泊したのは違うリゾートでしたが、シャワーのお湯は
最初にぬるいのが少し出るだけで、後は水でした。
南国なのでまあそんなもんか。。。と当時は思ってましたが。)
ドライヤーも強力な温風が出る、しっかりしたものがついています。
マルチコンセントタップがバスルームにも部屋にもあるので、
日本の電気機器がそのまま使え、バッテリーの充電も問題なく出来ます。
そんなわけで、全体に何不自由なく、非常に快適な滞在となりました。

島内には蚊が多少いましたが、ヴィラのほうにはほとんどいなかったです。
2度ほど小ぶりのゴキブリが出ましたが、人間のいる所にはほとんど必ずいるので
それはもう仕方ないかな、と思います。嵐の夜だったので、虫も屋内に避難したかったのでしょう。
気の毒ではあるけれど、ちゃんと殺虫スプレーが部屋においてあったので、
昇天していただきました。。。
ヤモリやトカゲは島内では見かけましたが、ヴィラのほうまでは来ないようです。
(それほど嫌いではないので、普通サイズならあまり気にならないけど)

すべてのサービスに10%のサービスチャージを賦課しているにもかかわらず、
チップを堂々と要求するのにはちょっと驚きましたが(到着後レセプションで相場まで教えられます)、
実際現地人スタッフは皆よく働くし、すれ違うときも皆「ハロー」とにこやかに挨拶してくれて
フレンドリーで居心地のいいリゾートでした。毎日何か問題はないか、と向こうから聞きにきてくれて、
ジャグジーのお湯がたまらない、とか トイレのタンクの水がたまらない、とかいうと
すぐに直しにきてくれました。(結果直らない時もあったけど。。。)
ろくに仕事もしないで、お金をかすめ取ろうとする人も多い中、
これなら少しくらい払ってあげてもいいかな。。。という気にもなります。

メインレストランでの食事は朝昼夜すべてビュッフェスタイルです。
私たちは3食付きだったので、ほとんどメインレストランで食事をとりました。
レストランはもうひとつあって、そちらは夕日が見えるロケーションにあり
ちょっと小じゃれた感じで、メニューもアラカルトです。
事前に予約すればそちらでロブスター・ディナー(コースはUS$70)を食べることも出来ます。

メインレストランのビュッフェはイタリアンの日、とかスパニッシュの日、とか
曜日ごとにテーマが決められているようです。
隅っこには日本食コーナーが常設されていて、ご飯とみそ汁と、おかず1品
(肉じゃがとかカツ丼とか書いてありました)、謎の「漬け物」が置いてあります。。。が、
何だかビミョーな勘違いがあるようなので ほとんど口にしませんでした。(ごめんなさい)

でも、1度だけランチでそうめんが出たのと、ディナーでにぎり寿司が出たので
少し食べてみましたが、これらは結構ちゃんとしてました。
寿司はヨーロピアンにも人気があったようで、なくなるのが早かったです。
金髪の、ドイツ人とおぼしき少年が 神妙な顔つきで
果敢にそうめんをよそっていたりするのをみると、
オォ〜 ドゥー ユー ライク ジャパニーズ フード? (←注 当方ドイツ語は全くできません。)
ちゃんとネギもおつゆもかけるのよ。。。と 日本のオバチャンとしては
心の中で小さくエールを送ってみたくなったりもして

毎週金曜日はビーチディナーの日ということで、ちょうど到着した日だったのですが
ビーチに椅子やテーブルを並べて、星空の下のビュッフェとなりました。
これは天気さえ良ければ、かなり気分がよく、粋な計らいだと思います。

さすがにヨーロピアンが多いだけあって、パンの種類は豊富でどれも美味しいです。
ドイツ風のライ麦パンなんかもあります。だけど惜しいかな、コーヒーはインスタントです。
ウェイターがポットから注いでくれますが、間違いないです。
どうしても洋食が中心といった感じで、全体的に美味しいのですが味も濃いので、
続けて食べると少々胃がもたれます。今日は野菜多めに、フルーツ多めに、と
自分で調節しつつ、という感じでしょうか。(念のため、胃腸薬は持っていったほうがいいです)

食べるものに迷った時は、噂通り、カレーが間違いないです。美味しいです。
ただ、フィッシュカレーだけは、個人的にあまり口に合いませんでしたが
他はどれも さすがはネイティブ?と思わせる味でした。
(モルディブ民族の始祖はインド=アーリア系なんだとか。。。ちなみに
お土産に買ったカレーパウダーは大好評 自分で作ってみても美味しかったです)

一度、ディナー中に口論になってしまったことがあって。。。(恥)
その時もみんな「大丈夫?」とか(オットに)「早く謝っちゃったほうがいいぞ」とか
レストランのスタッフがちょいちょい声をかけてくれて、
なんだか可笑しくなってしまい、けんかも終わりになりました。

馴れ馴れし過ぎないけど、ちょっと打ち解けると結構話し好きだったりする
面白い人たちでした。(みんな英語、ドイツ語、イタリア語と結構マルチに話せるのでビックリ)
私たちももっと言葉が話せればよかったのにな、と ちょっと残念に思いました。
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by majalis_k | 2008-07-20 08:00 | 街の外へ出てみたり。

モルディブ旅行記 その3 〜アクティビティ編〜

私たちが滞在したリゾート島Vilu Reef(ヴィルリーフ)は
マーレからさらに水上飛行機で40分、140kmほど南へ飛んだ所
Dahaal(ダール)環礁という環礁の北端に位置しています。
北緯わずかに3度、とほぼ赤道直下の島です。

モルディブでのダイビングの好適期は乾季、
中でも1〜4月と言われているので、今回の旅行は
残念ながら全くもって季節外れ、雨期のまっただ中というわけです。
それでも 珊瑚が消えたり魚がいなくなったりするわけではないので
もちろんダイビングは普通に出来ます。ただ透明度が低かったり
ジンベイザメやマンタなどの大物遭遇率が低下する、というだけのこと、なんですが。。。

せっかくはるばるやってきたのだから、たとえまぐれでも
可能性があるなら賭けてみたい、と思うのが人情というもの。
北隣のファ−フ環礁南端では年間を通じて目撃されている、という情報も
得ていたので ボートトリップでもしかして?!と期待を膨らませていたのですが
。。。1〜4月以外はそのポイントへのトリップ自体が催行されていないとか。
こんな季節外れに何言ってんの、と半ばあきれ顔のダイビングスタッフに
(年中とか、ガセやん。。。orz) のひと言を飲み込んだのでした。

まぁ、雨期であることは承知で来ているのだから、しゃーないな、と。
そんな、季節外れのせいでもあったかもしれないんですが、
ヴィルリーフはあまりダイビングに力を入れていないのかな?という印象を受けました
値段はちょっと高めだし、スタッフの数は多いみたいですけど。。。
(私たちが行った時、5〜6人いたようで うち日本人スタッフは1人)
やはり体験ダイビングのお客さんが多いそうで、熱心なダイバーには
ちょっと物足りないのかな〜と思ってしまいました。
(私たちが熱心と言えるかどうかはビミョーなので 大きなお世話なんですけど ^。^;ゞ)

結局、5泊6日のリゾート滞在中、チェックダイブも兼ねてハウスリーフ1本、
ボートダイブ2本(+2本潜る予定でしたが、悪天候で中止)の3本しか潜りませんでした。

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まずは着いたその日の午後にチェックダイブ。実に6年ぶりのダイビングということで
スキルのレビューもやらないとボートトリップには参加させられないと言われ、
この日だけは日本人スタッフに講習してもらいました(チェックダイブとは別料金)。
レビューの内容は、マスククリア、レギュレータクリア、レギュレータリカバリー、
フィンピボット、中性浮力の5項目でした。

天気は快晴。島の東南側、遠浅の砂地ビーチでエントリー。午後で水温も上がっていたとはいえ
ハウスリーフはガイドも驚くみそ汁状態。。。珊瑚の状態もピンポイントでは
良い所がいくつもありましたが、全体的にはまだダメージが目につきます。
それでも魚影はそれなりに濃いのがモルディブのいいところ。
珍しいものは見られなくても、いかにも熱帯魚〜的なカラフルな魚たちに囲まれると
ああ〜わざわざ来た甲斐があったかな、と思うのです。
バディ(オット)がフィンを脱落させ、つけ直している間に
ガイドとロストする、というハプニングはありましたけど。。。
(ハウスリーフで良かった〜 汗)
スキルや手順も心配したほど忘れ果ててはおらず、リラックスして
初日のダイビングを終えました。
 
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2日目も快晴。島北側にあるドロップオフ周辺でバディダイブをしようと思っていたのですが
一度ガイドをつけないとタンクを貸し出せないと言われたので、仕方なく
シュノーケリング。でも結果的にはシュノーケリングで十分かな?という印象でした。
朝のうちはかなり透明度がよくて、ドロップオフの下30mくらいまで見えましたが
あとは15〜20mあればいいほうかな、という感じ。ドロップオフに沿ってロープが張ってあり、
1番から3番のブイがついています。ブイのある周辺は地形に変化があったり、
大きなテーブル珊瑚があったりして見どころも多くなっています。

少々カレントがありますが、ロープの内側はフィンをつければ逆らって泳げる程度で、
私たちも1日中、何度も往復しました。でもカレントの中、シュノーケリングで
写真を撮るのは難しかったです。。。もっとも 時々子供のナポレオンフィッシュが
泳いでいるくらいで、やはりここも特別珍しい魚がいるわけではありません。
でも昨日潜った南東側よりは珊瑚の状態もマシなので、さらに魚影は濃いです。
珊瑚礁域でのダイビングになれた人、大物狙いの人には、正直退屈かもしれませんが
もともと私はマクロ系の観察が好きで、クマノミのイソギンチャクをのぞいたり、
テーブル珊瑚の上でゴンベがぼーっとしてたり、ハタが大口あけて小魚やエビに
クリーニングしてもらっていたり、穴の中でハリセンボンが寝てたりする。。。
そんな魚たちの普通の暮らしぶりを見るのも好きなので、それなりに楽しめました。

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3日目も快晴。午前のボートトリップはVelavaru TangueとUdhdhoo Reefの2本。
ヴィルリーフのボートダイビングは午前中2本、午後1本というスタイルで
午前中の1本目は深度のあるドリフト、以降の2本は浅めの周遊コース、と言うのが
基本なんだそうです。私たちが行った時期(7月中旬)は隣のリゾート島
Velavaru Reef周辺にあるポイントにばかり船を出しているようでした。
毎回の参加者も少なく、この日は同年代のフランス人女性が1人と
私たち夫婦の3人だけ、ガイドはモルディブ人のラミーズ1人(←結構イケメン)。
コミュニケーションは英語です。ダイビングスタッフにはドイツ人(?)も
日本人もいましたが、あまり関係なく、ガイドは主に彼が担当しているようです。

1本目は中程度のカレントがあったのですぐ最大深度まで潜行して海底の砂地を移動、
リーフエッジを深度を浅くしながら観察、カレントに沿って戻る、というもの。
急速潜行は耳抜けが悪い時はつらいのですが、この日は快調。
朝にしては透明度が良くなかったのが残念でしたが、砂地でアカヒレエイや
ガーデンイール、リーフシャーク、マダラトビエイなどを見ました。
リーフエッジでは特に珍しい収穫はなしでしたが、ヴィルリーフのハウスリーフより
珊瑚の状態が良くて、大きな魚が多く種類も豊富でした。

2本目のUdhdhooは砂地に珊瑚のきれいな根(ティラ)が点在している
箱庭のような所でした。ミノカサゴが何匹もいてさらに華やかな印象を加えていました。
景色を楽しむような気持ちでリラックスして潜れる、ナイスなポイントです。

この日の午後は再びハウスリーフ、こんどは泊まっている水上ヴィラの周辺を
シュノーケリング。コテージの下は水深2mくらい、ほとんど砂地で魚は少ないですが、
ところどころに死滅珊瑚の岩礁や、成長しつつある小さな枝珊瑚が点在していて、
よくよく覗き込むとウツボがいたり、伊勢エビがいたりします。ダツやヘラヤガラ、
ヨスジフエダイやスズメダイの群れなどもぽつぽつといて、プール感覚で気持ちよく泳げました。
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コテージ下のダツの群れ。美味しそう?
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4日目は前夜から天気が崩れましたが、午前中は小康状態。風は強いです。
昨日と隣接するポイントにボートが出るというので、
高いお金払って似たり寄ったりではつまらないかな〜と。
それに前夜はすごい嵐だったので水が濁っている可能性大、と思い
ボートトリップ参加は見送りました。。。すると午後からまた天気が崩れ、
翌5日目いっぱい大荒れの天気。さすがは雨期。。。(汗)といった感じ。
雨が止んでも波風が強く、とうとうダイビングもシュノーケリングも出来ませんでした。

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リゾートを離れる6日目は天気が回復し、朝から快晴。でも飛行機に乗るため
もうダイビングは出来ず。。。チェックアウトは14時、と時間があったので、
午前中1時間ほど水上ヴィラ下をシュノーケリング。 ウツボ君はいましたが
2匹いた大きな伊勢エビがいなくなっていました。。。まさか 前夜のロブスターディナーが?!
まさかね〜 あはは、は(汗)  お気に入りのハリセンボン君もこの日は会えませんでした

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ダイビング、シュノーケル以外のアクティビティでは
オットが1時間だけ、ウィンドサーフィンのプライベート講習を受けました。
超初心者用のスーパーワイドなボードを用意してくれているので、
なんとか立てるくらいにはなるらしく、それなりに面白かったようです。
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まずは陸上で 各部分の操作について説明を受ける
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最初は帆なしでバランスをとってボード上に立つ練習
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今度は帆をつけて 陸上で練習
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おお
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おおおおおおおぉ〜〜〜走った!
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と思ったら 止まれず沈没。。。
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そうこうするうち、ターンとか 何となく出来そうな感じになってきました
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見ているほうは飽きてきたので ヤドカリと戯れてみたり
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「あ〜ひどい目にあった。。。」逃げていくヤドカリたん バイバイ ごめんね〜

6日中2日間天気が悪かったわけですが、荒天といっても一日中同じ調子で
降リ続くわけではなく、ザバーっと3〜5時間くらい降っては
ピタっと1〜2時間くらい止む、というのを繰り返す感じなので、
合間を縫って島内を散歩したり、卓球やダーツをしたり、
ライブラリーに本を借りにいったりしました。日本語の本も結構あります。

水上ヴィラにはテレビもあるし(見ませんでしたが)、CDコンポもあるので、
一日中音楽を聴いたり、本を読みながらお風呂に入ったり、セルフエステをしたりで
部屋から出なくても全然退屈しませんでした。ルームキーパーが日に2回入って
部屋を清潔に保ってくれるというのも、快適に引きこもっていられる理由だと思います。
普段忙しくて出来ないことをやろう、と 読みたい本を多めに持っていったり、
スキンケア、ボディケア用品をあれこれ持っていったのが役に立ちました。

私たちはダイビングや部屋と食事(というか酒?)にお金をかけたかったので
利用しませんでしたが、島内にはエステもあるので、そちらを利用するのも
雨の日の過ごし方でしょうね。(エステはUS$45〜165くらいで利用できるようです)

一応ネットカフェもあるし、ジムも(すごく小さいですが)あります。付帯施設はどれも
こじんまりしてゴージャスではないですが、基本的な選択肢は
一通りそろえられている所が、ヴィルリーフのよい所だと思いました。
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by majalis_k | 2008-07-18 18:32 | 街の外へ出てみたり。

モルディブ旅行記 その4 〜首都 マーレ観光編〜

モルディブでの滞在もいよいよ最終日。
リゾートでゆっくりランチをとってから14:00にチェックアウト。
水上飛行機にてマーレ国際空港に戻ってきたのが16時過ぎでしたが、
成田への帰国便は スリランカ航空22:15発の夜行便。。。
チェックイン開始の19:45までもかなり時間が余ってしまいます

空港内のカフェでウダウダしてもいいのですが、残念なことに
イスラム教国ゆえ アルコールが提供されておらず。。。
飲んべぇ夫婦としては それも場が持ちそうにないなぁ、と。
(出国ゲートを出るまで、リゾート島以外ではアルコールを飲めません。法律で禁じられているのです)

空港に隣接するフルレホテルのデイユース利用(US$50程度)もできますが
すでにリゾートでたっぷりゆっくりしてきた所なので、それも食指が動きません。
そこで、オットと2人で首都マーレの市内観光に出かけることにしました。

空港のあるフルレ島と、マーレの中心部のあるマーレ島は 隣り合っているものの、
ドーニーで10分ほど(約2km)離れています。連絡船は大体10分間隔で出ていて、
運賃は片道US$1。乗り場から船に勝手に乗り込んで待っていると出発、船内で
係員が船賃を集めに回ってきます。(お釣りのないように小銭を用意したほうが良さそうです)

旅行会社の人に無料ガイド(土産物屋のスタッフによる無料市内観光)を手配しますか?と
聞かれて、「土産なんて買う予定もないしなぁ」と いったん断ったのですが。。。
ドーニーの中で乗り合わせた、他の日本人グループについていた現地人のガイドさんに
「客引きや偽ガイドにしつこくつきまとわれるから、一緒に来たほうがいい」と勧められ
結局ついていくことにしてしまいました。。。(へたれです はい)。
それに マーレ島はわずか1.72㎢、一周歩いても1時間くらい、と小さな島ですが
思い立って急にマーレ行きを決めたので情報も少なく、3時間程度で効率よく
観光スポットを見て歩くには、ガイドさんに案内してもらったほうが良いのでは? という
気持ちもありました。

ともあれ、マーレ島に到着。ドーニーが着いた海岸通を歩いていると、
まず驚くのが道沿いに駐輪しているオートバイの多さ。
歩いて1周出来る島としては、もう異常な数、と言っていいくらい。
おそらく、必要不必要以前に、よっぽど好きとか流行ってるとか、そういう感じなのでしょう。
(それとも、小さな島なので駐車場のスペースがないからかな? それにしても多い。。。)

自転車もたまに見かけますが、バイクのほうが圧倒的に多く、そのほとんどが
HONDAはじめ日本のメーカーのものでした(日本人としてはちょっぴり誇らしい眺めかも)。
ノークラッチのスクーターを、跨いで乗る仕様に作り替えたような、
日本では見かけない変わった車種で、並んでいるのを見ているだけでも興味深いです。
そして、みんなノーヘルメット、二人乗り三人乗りは当たり前、おまけに裸足に
サンダル履きという出で立ちで、軽快にブイブイと行き交っています。
見ていると、どうやら自転車もバイクも自動車も、同じように車道を走ることに
なっているようです。たしかに、これは自転車じゃかえって危ないかも。。。
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「HONDAのお店です」とガイドさんが嬉しそうに教えてくれました(正面の路地奥)
みんなバイクが好きみたいです (ひかれそうなので あわてて撮る)


イスラム教国を歩くのはこれがはじめての経験でしたが 排他的な雰囲気はあまりなく、
人々の暮らしに余裕もあり、治安も悪くなさそうな印象でした。国民の支持を受け
28年間も留任しているという現大統領の施政が良いのかもしれませんね。
物価が高いとの噂通り、2人で軽く飲食したらUS$30=3300円、と
日本よりちょっと高いくらいでしたが、スーパーで水500ml2本と
香辛料の小袋などを買ったらUS$2=220円ほどで買えました。
たいていの店でUSドルが使え、レートは1ドル=12〜13ルフィアということです。
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狭い島内では政治の中心地と生活エリアが集約されているせいか警官の姿も多く、
治安はけっこう良さそうな印象


独学で日本語を勉強した、という 若くハンサムなガイドさん(名前をきいたのですが
難しすぎて覚えられなかった。。。)が 驚くほど流暢な日本語で 大統領府や旧王宮、
すべて珊瑚でつくられた最古のモスク(フクルミスキ)、国内最大のモスク(イスラミックセンター)、
サルタン公園など 主な観光スポットを案内してくれました。その際、
撮影禁止の所や、イスラム教の施設で女性が入ってはいけない所を
逐一教えてくれるので大助かりでした。
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大統領官邸。町の中ではひときわ目立つ、近代的な大きな建物です

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モルディブが王国だった頃の王宮跡。そのほとんどが珊瑚で出来ているそうです。
門の脇にあるのは、イスラム教をモルディブに広めた布教者のお墓だそうです。
(現在イスラム教はモルディブの国教となっていて、国民は100%イスラム教徒)


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こちらは大統領私邸。旧王宮の一部を使っているようで、 意外とこじんまりと可愛らしい建物

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モルディブ最古のムスク、フクルミスキ。350年ほど前に建てられ、こちらも珊瑚でつくられています。
近づいてみると表面には細かな彫刻が施されています。境内には王族や貴族のお墓(土葬!)が並んでいます。
墓石の上が尖っているのが男性、丸いのが女性、小さなのは子供のお墓だそうです。


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こちらはモルディブ最大のムスクであり、イスラム教関係の図書館なども併設されたイスラミック・センター。一度に5000人の礼拝が可能だそうです。立っているのがイケメンのガイドさん 23才独身

もちろん 彼もまた土産物店のスタッフで 観光の後は提携の店に
連れて行かれるということは 百も承知の上でしたが。。。
行くのは日本人の奥さんがいるオーナーの経営する店だから安心です、
マーレでいちばん大きい店です、と 案内された店は。。。正直???でした。
「たくさん買えば、割引もたくさん」としつこく言われましたが
そもそもほとんど同じものが町中のスーパーや、空港内の土産物屋では
半額〜1/3程度の値段でしたし。。。品物も、お世辞にも高品質とは言えない感じでした。
旅行会社公認だからといって、客引きと言う点ではあまり違いがないようです。
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ここが土産物屋などが集まっている通り。 どこもバイクでいっぱいですね。。。

もともと 私たちは土産物はあまり買う気はなかったので、
それほど痛い目にあったというわけではないですが。。。
値段が気に入らなければ買わなくていいから、と言われても
ガイドしてもらった手前 ちょっとだけでも買わないと悪いかなぁ。。。という
日本人的心理が働き(苦笑)自宅用にほんの少しスパイスや紅茶を買いました。
それでもUS$35ほどしましたが、お店の人には露骨にイヤな顔をされてしまいました。

まあ、無料ガイドとは言っても 結局チップ(US$10)を払うし
買い物の後、有無を言わせず連れて行かれたレストランでは
ガイドさんの分の飲み物も払ってあげたりもして。。。
実質的には無料、というわけにはいきませんでした。
ただ、前にも書いたように 撮影や立ち入りが禁止の所を教えてくれたり、
(こちらが希望したわけではないけど 笑)地元の人が行くような飲食店に
連れて行ってくれて、食文化のことをいろいろ解説してくれたりもしたので
楽しめる部分もあったし、一概にいいとも悪いとも言えません。。。。

土産物屋などでぼったくられた(笑)分、チップなどをガイド料として換算すれば
2人で3時間、US$30程度であちこち案内してもらったことになるでしょうから
それほどあこぎとも言えない出費かもしれません。

なので、まあこれは自分たちの反省として、ということですが。。。ガイドさんを頼む場合は
土産物屋に連れて行かれる前に、現地のスーパーや市場に連れて行ってもらうよう、
頼んだほうがいいと思います。スーパーでも普通にUSドルで買い物が出来ますし、
モノの相場もわかるので、土産物店で高く買わされそうになっても、迷わず断れると思います。
それ以外にも、行きたい所は事前に調べておいて、最初からリクエストしたほうが
絶対にお得だと思いました。こちらが何も言わないと、土産物店で時間を多く
取らせるようにするので、適当な所で切り上げられてしまいます。

チップの習慣や値段交渉も 海外旅行ならではの醍醐味かもしれないのですが。。。
世渡りべたの自分たちにとっては どちらかと言うと苦手な領域なので
やっぱり日本は楽だなぁ。。。と、帰ってきてちょっとホッとしてしまいました
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by majalis_k | 2008-07-18 04:12 | 街の外へ出てみたり。

モルディブ旅行記 その5 〜Tips編〜

(トップから順番に読んでもらえるよう、旅行記はいつもの時系列とは逆順の書き込みにしています。まず
その1へ飛んでいただき、次のページへ、と順番にお読みいただけると幸いです。)


<事前にいくら両替していく?>

リゾートでの飲食やアクティビティの参加、買い物などは部屋番号を伝えて
サインするだけなので、基本的にリゾートでの滞在中現金は必要ありません。
要るとしたらチップを払うためだけなので、7〜8日の滞在なら
小額紙幣でUS$70〜80もあれば十分だと思います。

ポーターには荷物ひとつにつき1〜2ドル、ドーニーを利用するアクティビティに参加したら
ドーニークルー(1隻に3人くらい)1人につき1〜2ドル、担当のルームキーパーや
ウェイターには2ドル×日数分、プラス何か特別な注文や手配など、
とにかく何かやってもらうごとに1〜2ドルという感じみたいです。
(中には、1ドルだけ渡すとあからさまにガッカリしてみせる人もいますが。。。
そのへんは働きに応じて、こちらの主観でいいと思います)
ヨーロピアンを見ていると、必ず払う、というものでもなさそうな感じを受けました。

ちなみにマーレのスーパーでは約1ドルでミネラルウォーター500mlが2本買えたので、
日本円の生活感覚に置き換えると、1ドルのチップは大体300円相当、ということになるでしょうか?
受けたサービスの質量に応じて、300円かな?とか 600円かな?とか 妥当と思える金額を
渡せば良いのではないでしょうか。。。

チェックアウト時に現金で精算したい人はその分の現金を用意していくことになりますが、
リゾートによっては日本円がそのまま使えるので両替の必要もないかもしれません。
(日本円が使えるリゾートかどうか 事前に旅行代理店に確認したほうがいいでしょう)
また、マーレ市内の土産物店でも、日本円が使えると言われました。
(使わなかったのでレートはわかりませんが。。。ちょっと怪しいかも?)

ちなみに私たちは現地通貨(ルフィア)に替えて余っても困るかな?と思い
USドルで200ドル、日本国内で両替して持っていきましたが、
リゾートの精算はクレジットカードでしたので、やはり大半が余りました。
その後、マーレでの市内観光や空港での買い物、飲食などでほぼ使い切ってしまい
結果的にはちょうど良かったかな、という感じです。
市内観光するかしないか、どんな買いものをしたいか、などの予定に合わせて
適宜増減するのがいいかと思います。


<何を持っていく?>

今回持っていっていちばん便利だったものは、新しく買った水着。
最近の水着はビキニ+上に重ね着できるワンピースやセットアップがついていて
これが超便利! さっと重ね着してレストランにも行けるし、パレオよりもちゃんとした印象で、
濡れてもすぐ乾くし、滞在中はほとんどそれで過ごせました。あとはぱっと頭からかぶる
ワンピースやチュニックも、かさばらずカジュアルになり過ぎず、グーでした。
木綿のTシャツとかは案外乾きにくかったりするので。。。化繊のふんわりした薄手のワンピのほうが
全然使えました。。。ただし、市内観光など現地の人(イスラム教徒)の居住エリアに
立ち入る場合、女性は肩と太ももが隠れる服が好ましいので、そういう服も1枚はあったほうがいいです。
別に袋だたきに遭うわけではないですが、出来るだけ現地のルールやTPOは守りたいですね。

現地のエステを利用する予定のない人は、スペシャルケアアイテム
(フェイス、ボディ、ネイルなど)を持っていくと、時間もつぶせて、お手入れも出来て
よかったです。同じお手入れでも海を見ながら、とか 音楽を聴きながら大きなバスタブで、とか
癒され度が お家でやるのとは全然違います〜。
また、シャンプーはあるけどコンディショナー(リンス)はないので、持っていったほうがベターです。
フルレホテルから失敬したコンディショナーだけでは、ちょっと足りないと思います。

あと、CDコンポがある部屋だったので、iPodにFM波を飛ばすアダプタ(?)をつけて
持っていったのが役立ちました。CDを何枚も持っていくのは大変ですから。。。
iPodは移動中も使えますしね〜 便利です

電気機器の充電器類も忘れずに。変圧器がなくてもそのまま使えますから。。。
カメラはスペアの充電池もあると、充電時間を待たずに取り替えられるのでいいですね。
ただし、携帯(au)は、モルディブ国内ではずっとローミング圏外でした。。。

本も多めに持っていってよかったです。フライトも長いし、天気が良くても悪くても、結構時間があります。ビーチやサンデッキでゴロゴロする際にも、本があると間が持つというか。。。
現地のライブラリーにも日本語の本はありますが、置いていかれたものというだけあって、
読書好きの人の食指が動くものは正直少ないと思います。。。


<持ち物で後悔したもの>

ちょっとシャレた靴を持っていけばよかった。。。
ビルケンのサンダルひとつでずっと過ごしていたのですが、ディナーや市内観光の際など、
もうちょっとオサレなのをひとつ持っていけばよかったと後悔。
フランスやイタリアの女性は、ダイビングにいくのにも薄手のスカーフをくるっと首に巻いたり
ちょっとバレエシューズみたいなのを履いていたりして、それはそれはオサレでカッコいいんです〜
スポーツシーンなんだから、とカジュアル一辺倒でいくつもりだった自分が
ちょっと恥ずかしくなってしまいました。

それとタオルや着替えが多すぎました。これは持っていかなければ良かったという後悔。
リゾートについてもすぐに部屋に入れないかもしれないというので、念のため
バスタオル1枚、フェイスタオル1枚を手荷物にして持っていましたが
ぜ〜んぜん使いませんでした。もしもの場合でもフェイスタオル1枚あれば十分かと。
雨期で寒いかな?洗濯しても乾かないかな?と 下着の替えも日数分持っていったのですが
日中ほとんど水着で過ごせたので、その間に洗って干したりできて2〜3組あれば十分でした。
(ちなみに水着は2枚持っていきました)

オットはカップラーメン、私はシリアルバーなど、念のため予備の食料を少し持っていきましたが、
3食付きのプランだったので全く必要ありませんでした。シリアルバーはお茶請け代わりに
少し食べましたが。。。それなら普通におやつをチョイスして持っていけば良かったです。
ビュッフェではデザートやフルーツもふんだんに用意されていますが、
さすがに部屋に持ち帰ることは出来ないので(笑) 部屋でまったりするとき用に、少しだけで十分かと


<お土産は?>

マカダミアナッツチョコレート、これは100%日本人向けです。
買うなとはいえませんが、モルディブと書いてあるだけで、
モルディブ以外の国でつくられた、モルディブとは全く関係のない産品です。
何でもいいからモルディブで買ったものを渡しさえすればそれでいい、
もらうほうも何でもいいからもらえればいいというのでしょうか。。。何だか寂しくなってしまいます。
パッケージが外国っぽくてすごく可愛い、とか 食べてみたらすごく美味しかったから、
というのなら、渡す相手のことを考えているので、モルディブの産品でなくてもいいと思いますが。

モルディブは珊瑚礁の島で 漁業と観光以外に産業はないので、
貝や珊瑚を使った装身具、ヤシやマンゴーの樹などを材料にした工芸品のほかは
隣接する国や地域の特産物をお土産として扱っています。

紅茶やカレー粉などのスパイス、食品はマーレ市内のスーパーが安いです。
英語も通じるし、普通にUSドルで買い物が出来ます。カードも使えます。
(土産物屋のスパイスや紅茶も、スーパーで売られているのと同等品のようです。)
島国なので、市民の日用品も輸入に頼っていますが、輸入先がヨーロッパ、アジアと
多岐にわたっているので、お菓子やインスタント麺、調味料などなかなか珍しいものがあります。
私はフルレホテルの朝食で出されたハチミツ(オーストリア産)が美味しかったので、
それの小瓶を買いました。

地図、写真集などの書籍は、出国手続き後の免税エリアにある店がいちばん安かったです。
オットはモルディブの地図を記念に買おうとして、土産物屋で値引き後US$65といわれたものが
空港内売店ではUS$23、出国手続き後はなんとUS$20でした。。。

Tシャツやパレオなどの服飾品、宝飾品や工芸品はマーレ市内のほうが
品数は多いですが、玉石混淆といった印象は否めません。
目利きに自信があって、店員とのやりとりが苦にならない人は、駆け引きを楽しめるかも。

私的にはやはり出国手続き後の免税エリアの一角のお店がおすすめです。
手彫りの器やお皿、カゴやバッグなどちょっと可愛いものもあるし、
値段もリーズナブル、店員の態度も控えめで好印象です。


<モルディブで見たプチ可笑しいニッポン>

ヴィルリーフのプールバーに「ジャパニーズ・カクテル」というメニューがあるのですが
そのページに使われている写真が 万里の長城だったり簡体字だったり。。。モロ中国。
ウェイターに言うと、前にも何度か指摘されたことがあるらしく、「あ〜ボスに言っとくよ」と
ニヤリと笑ってました。これ、中国の人が見たら猛烈に抗議するんだろうなぁ

同じくヴィルリーフの日本食コーナー。毎日「Japanese Pickles」のコーナーに置かれている
謎の「漬け物」。。。たいてい千切りの塩揉みキャベツ+人参に魚のデンブみたいなのを
ふりかけて混ぜてある感じ。誰も食べないのでいつも茶色っぽくしなびている。
ある日揚げなすの味噌和え?みたいなものが置いてあったので、ちょっと食べてみたら
意外と美味しかった。。。。けど やっぱり漬け物じゃないと思う。
みそ汁にはマッシュルームがぷかぷか。。。案外美味しいかもしれないけど

帰途、マーレ空港の出国ゲートを出た免税エリアに 食堂みたいなコーナーがあって、
「ジャパニーズ・フード・センター」という看板が下がっている一角がある。
(しかし、どこからそんな書体探してくるんだろう?という書体が使われているよね、外国って。)
赤提灯が下がっていて、ハッピを着た店員(現地人)が「いらっしゃい!」とか威勢良く
出てくるので、つい「ビールください」と言ったら「すいません、お酒ないです」と言われた。
それ、どう見ても「居酒屋」なんですけど。。。

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さよなら、モルディブ。 楽しかったよ〜。。。 日本に着くのは翌日の正午です
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by majalis_k | 2008-07-18 03:31 | 街の外へ出てみたり。

すみません 【お詫びと訂正】

遭難者救助について こちらのほうに誤解がありました
お詫びして訂正させていただきます

警察、自衛隊の出動については
自治体により多少方針の違いがありますが
基本的に無料(遭難者側の負担はなし)ということです
税金使ってます 本当に申し訳ありません

ただ、ほとんどの場合該当山域の地理に詳しい
地元の民間救助隊に出動要請がかかることが多く
その場合は隊員の日当、使用した装備や食料等実費、
また民間ヘリの場合はチャーター代、運搬費用等の実費が
後日遭難者側に請求されます
山岳保険は主にその救助費用を保障する保険内容となっていますが
最高額が300万円程度なので、救助捜索が複数日に及ぶと
まかないきれないケースもあり、当然差額分は遭難者本人の負担になります

救急車同様、今後遭難救助も有料化という動きがあるようですが、
それについては全く異を唱えるものではありません
リスクテイキングは自己責任で、というのは当然のことと
個人的には考えます
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by majalis_k | 2008-01-05 00:05 | 街の外へ出てみたり。

帰って参りました

ご心配いただきました方々 すみませんでした
お陰様で無事帰って参りましたので、ご報告申し上げます
m(_ _)m
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by majalis_k | 2008-01-03 23:27 | 街の外へ出てみたり。

涸沢の紅葉

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連休を利用して 上高地から涸沢〜奥穂高岳へ行ってきました。
今年は例年より紅葉が少し遅いらしいですが
それでもあと3〜4日もすれば見頃を迎えることでしょう

それにしても ある程度覚悟していたとは言え
登山道が「渋滞」になるほどの人出にはちょっと辟易
まあ自分もその渋滞を生み出している一員なんだから
文句は言えないんですけど。。。 涸沢の紅葉は有名ですもんね

涸沢ヒュッテでは トイレは終始長蛇の列、受付も行列 売店も行列…
お台場とかと変わらないんじゃね?と冗談を言ってみたけど 笑えずorz
私たちはテントでしたが 小屋泊では1畳に3人詰め込んで
寝かされるそうです 廊下に寝かされる人もいるとか。。。
テントサイトでも平坦な場所はすでに埋め尽くされており、
私たちは大きなゴロ石のガレ場の上にテントを張るしかありませんでした
(寝返りを打つ度、痛くて目が覚める 翌朝体の痛いこと。。。)

でもまあそれを承知でも 一度は行ってみたいと誰もが思って行くのだろうし
また、その価値はあると思います

午後から快晴だった初日は 夜になると 文字通り満天の星
月明かりじゃなくて 星の明かりであたりがうす明るいほどなんです
その星明かりに照らされてそびえ立つ 北アルプスの峻険な稜線
視線を下に移せば、色とりどりのテントに灯りがともされ
暗闇にぽうっと浮かび上がって見える様はなんとも幻想的
あれだけ数があると、山間に突如ひとつの街が出現したようでした
うまく写真に撮れなかったのがほんとうに残念。。。

翌日は(たしか)日本で3番目に高い山、奥穂高岳山頂へ。
前日の教訓を生かし? 穂高山荘につくなりテントを設営し 寝場所を確保。
穂高山荘から岩場の急登に取り付くのですが、
ハシゴやクサリ場といった難所で またしても大渋滞。。。
登る人、下りる人がすれ違えず 交互に譲り合うしかないからなんですが
団体さんが多いのでどうしてもダラダラずるずると人が続く。すると
道を譲って待っているほうがしびれを切らし、イライラし始める、といった具合。
無理矢理脇を通ろうと(あるいは通そうと)して あわや「ラク!」(落石)。。。
その怒号飛び交う様子が山荘からよく見えるので、
山荘で休んでいる人は苦笑しながら高みの見物。
わざわざここまできて なんだかなぁ。。。

ま それはともかく。初日、2日目と好天に恵まれ
紅葉は昨日より今日、朝より夕、と目に見えて進み。
奥穂高山頂からの眺めも最高でした
北アルプスの名だたる山々を上から見下ろす、なんて
なんだか不思議な気分です 数年前半泣きになりながら縦走した
常念岳や大天井岳さえも遠く眼下に。。。ちょっと誇らしい気分

3日目、下山の日は打って変わって 前夜から激しい風雨。
再び奥穂高山頂を経由して 前穂高下、紀美子平から岳沢を通る
周回ルートで上高地に戻ろうと計画していたのですが、
風が強く 尾根づたいを通るのは危険と判断。再び涸沢から横尾へ
登ってきたルートを引き返すことにしました

涸沢から先の下りもまた終始渋滞続きでしたが。。。(汗) 
下り始めてから7時間ほどかかって なんとか上高地バスターミナルに到着。
沢渡駐車場へ向かう途中の1軒宿、坂巻温泉に立ち寄り
汗を流しました。古くて小さい旅館ですが、民営の入浴施設で
500円で入れるのは安いほうだとおもいます
露天風呂もあり、湯温が高く、湯の花が浮く硫黄臭のお湯
昔ながらの湯治宿という風情でした

。。。登山の際いつも思うんですけど、人数の多いパーティーは
少人数のグループに小分けして、時間差で出発するとか
なにかしらルール化できないんでしょうかねぇ。。。
渋滞の原因のひとつは 長く連なった隊列にあると思うんです
2〜3人なら機を見てスッスッとかわせるけど ぴったり連なった隊列が
ずっと続いているとなると 山道でごぼう抜きにするのは容易じゃない
すみません通して下さい、と声をかけて反応してもらえるのも
せいぜい後ろの2〜3人までだし。。。かといって大声で喚くのも
なんだかエラそうで、あんまりやりたくないし。。。

団体さんのほうも後ろに追いつかれる度、声かけし合って止まって
脇に寄って、といちいちやっていたら いつ目的地に着けるか
わかったもんじゃない、というのもあるでしょうし。
隊列が短くなれば そうした意思伝達や反応のタイムラグも
解消しそうな気もしますが どうなんでしょう?

花や紅葉の見頃は短いですから、ある時期に人が殺到するというのは
避けられないとは思うんですけど だからこそ対処法と言うか、
なにかしら一定の思いやりが浸透するといいな、と思います
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by majalis_k | 2007-10-08 16:41 | 街の外へ出てみたり。

至仏山(しぶつさん、しぶつやま) リベンジの巻

昨年初夏、入山禁止のため登れなかった
至仏山に再チャレンジ。

秋の紅葉シーズン真っ盛りの週末
おまけにこれ以上望めないほどの秋晴れ、とあって
相当の混雑を覚悟していましたが、
寝坊してちょっと出発が遅れたせいもあってか
沼田ICから戸倉までの道行きも渋滞なし。
戸倉の駐車場にも待つことなく すんなり
車を入れることができました

都内の自宅を出発したのが午前4時
戸倉到着は午前7時30分 およそ1時間に1本の
鳩待峠行きバスにどうにか間に合いそうです
(ここから先はマイカー規制のため、一般車両は入れません)
駐車料金は1000円/日、バスや乗り合いタクシーは
片道900円/一人。。。 自然環境保護のため 
ちょっと痛い出費ですが 仕方ありませんね

戸倉周辺はまだ木々も緑を保っていて
ありゃ ちょっと早すぎたかな?と思いましたが
バスが鳩待峠に向け 高度を稼ぐにつれ
道の両側の木々が色づいていきます
黄金色の葉を透かし 漏れる光も黄金色
夏はうっそうとしていた森の中が
明るい光で満ち満ちています 尾瀬〜戸倉にかけては
黄色に色づく樹々が多いようですね

至仏山山頂に向け 鳩待峠を出発
道はよく整備された木道がほとんどで
傾斜のキツい箇所も比較的少なく
まわりの景色を楽しむ余裕も十分
幼児〜小学生くらいのお子さん連れの
ハイカーも多く見かけます
天気にも恵まれ。。。なのにカメラを忘れた自分 orz

ただ 道の両側にはあまり背の高い樹が生えておらず
紅葉の森の中を歩く、という感じではないです
至仏山は蛇紋岩という 固くてつるつるした岩で出来ているので
植物が生えにくく 高度の割には森林限界が低いのだそうです
でもそのかわり、というか そのおかげで
まわりの山並みや尾瀬の湿原がよく見渡せるので
天気さえ良ければ 歩いている間中 パノラミックな景色が楽しめます
赤銅色の雲が湧き立つような紅葉を眼下に見下ろし
山々の稜線をそっくり真似たかのような雲の峰々が
幾重にも重なるむこうに 富士山の頭ものぞいて見えました
風がない日の稜線歩きって楽しい♪

山頂到着は午前11時 予定していたコースタイム(3h)通り
山頂は岩がちであまり広くはないです
昨年の雨飾山なみの混雑を予想していたのですが
それほどでもなく 記念撮影こそちょっと順番待ちしましたが
ゆっくりと昼食をとったあと 小春日和の日差しを浴びて
ちょっとお昼寝。。。あまりに気持ちよくて
危うく本格的に寝てしまうところでした

下りは山の鼻に向け出発
こちらのほうが傾斜がきつく 蛇紋岩がおそろしく滑りやすいので
高所恐怖症の私は緊張しっぱなしで疲れました
高所恐怖症、とは実は落下恐怖症なんですね
高さそのものより 「落ちる」危険性の高さ、が怖いのです
(だって 柵や壁で囲われていれば高いところでも平気だし)
たとえ地面に足がついていても 落ちる、滑るが恐ろしく
一緒に歩いていたオットが呆れるくらいのへっぴり腰に。。。
天気がいいから、濡れてないから、と
高をくくっていたのですが 人の通り道は水の通り道
わき水で結構ぬかっているところもあり 濡れた靴裏で
岩に足をのせると。。。ツルリ ときます
そんなわけで下りはコースタイムを少々オーバー
2時間20分の予定を3時間近くかけて
ゆっくり慎重に下りてきました

這々の体で尾瀬ケ原に近づき 再び森林地帯に入ると
あたりに漂う濃〜いケモノ臭。。。熊とかすっごくいそうな感じが(汗)
もっとも こちらがおじゃましてる側なので
すたこらさっさと通り過ぎます
人が怪我したり、の被害も出ているから 仕方ないのでしょうが
今年もテレビで 熊が射殺されたニュースを多く目にするので
ちょっと心が痛みます

山の鼻から鳩待峠に戻る道は それはもう
ニヤニヤしてしまいそうなくらい キラッキラに色づいた
紅葉の中を歩く散歩道 日光や上高地のように色とりどり、って
感じではないですが 文字通り輝くばかりの黄金色
傾斜も緩いし 木道もこちらのほうがよく整備されているので
紅葉そのものを楽しみたい向きには こちらがおすすめかも
足下には 夏に目を楽しませてくれた水芭蕉が
ぐったりと萎れていて めぐる季節といのちの営みを感じさせます
鳩待峠に戻ったのは午後3時半
4時半頃にはバスが終わってしまうので要注意なのです

楽しかったけど もう足がくたくた
立ち寄り湯で 疲れをほぐしついでにストレッチ
使った筋肉を できるだけ早く よーくのばしておくと
乳酸がたまらず 翌日ほとんど筋肉痛になりません
。。。なんて ジムのトレーナーの受け売りですが
ホントによく効くんです お試しあれ

アクセスも悪くないし ハードなコースではないし
アフターもいろいろ寄れるところが多いし
ふと思い立って日帰りで楽しむには良いコースですね
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by majalis_k | 2006-10-15 14:00 | 街の外へ出てみたり。

雨飾山(あめかざりやま)

今年の紅葉狩りは、長野県の雨飾山へ。
かわいらしい名前のこの山は、頂上に雨乞いのための祭神をまつったのが
その由来という。その神様のお陰かはたまた日頃の行いか、
今日も今日とて、雨なのだった。。。
(何がイヤかって、カッパ着て写真取られるのが嫌。)

中央道を豊科ICで降り、白馬方面へ向かう。
このルートは冬、スキーに行く際に何度か通ったことがあるが、
雪のない時期に来るのは初めて。右手には高瀬川、
左手にはふくよかな稜線が優しい印象の、安曇野の大地が広がる。
観光地の街道にありがちな、騒々しい看板やネオンサインも少なく、
集落の家々も大人しく控えめなたたずまいで、山並みももちろん美しい。
心やすまる道ゆきだ。(でもスキーシーズンはかなり渋滞します。。。)

ICから80kmほども走って、ようやく小谷(おたり)村へ着く。
街道をそれ、山道をさらに上って10軒くらいの集落・小谷温泉を過ぎ、
キャンプ場のところで道はおしまい。その駐車場脇が登山口だ。
道も少ないので間違えようもないのだが、道路標識以外目立った道案内もなく
現地に着くまでは「この道でいいのかな?」と少々心細い。

…とここまで書いたように、かなり辺鄙なところにあるのだが、
午前7時、2つの駐車場はすでに観光バス、車でいっぱい。
溢れ出た車が道ばたにズラッと路上駐車しているのにはびっくりした。
連休だし、ある程度人が多いのは想像していたが、ここまでとは。。。
日本百名山に名を連ねているだけあって、やはり人気が高いようだ。

気温は11度前後。吐く息がうっすらと白い。雨が弱まってきたので
雨具は上着だけにして、スパッツを装着。歩きはじめは肌寒かったが
木道を抜け、登りに入るとすぐに汗ばむほどになり、長そでシャツ1枚になる。
紅葉はまだ盛りを迎えてはいないようだったが、あと1週間ほどで山々は
さらにあでやかに塗り替えられるのだろう。葉の先が茶色く縮れたようになった
木々が目立ち、それは霜が降りたせいなのだと、前を歩いていたおじさんが
連れに話していた。そういえば、雨のせいでもあるだろうが、
鳥の声も虫の羽音も聞こえず、あんなに生命の気配でいっぱいだった森の中が
いまはひっそりと静かで。冬の到来が近いことを思わせる。

ぬかるんだ足下に気を取られ、団体さんの長い列に塞き止められたり、
追い越しを急がされたり、で、なかなか周囲の景色を楽しむ余裕がない。
しかし、1時間ほど歩いて荒菅沢を越え、さらにしばらく登ると展望が一気に開ける。
天気のせいで遠くの山々までは望めないが、なかなかきれいだ。
盛りを迎えたらどんなに美しいことだろう。登って来て良かったなあ…と
思ったのもつかの間。行く先に目をやると、笹平下の急登からずーっと人、人、人…
渋滞の列ができているのだ。ところどころに狭い岩場やはしごがあって、
そこではひとりずつしか通れず、順番待ちになってしまうのだった。
ディズニーランドのアトラクションよりも、ずっとずっと長い列に愕然とする人々。
迂回路はない。頂上をあきらめて帰るグループも出はじめた。確かに、
行きと帰りとこれを待っていては、日が暮れる前に下山できるかどうかも怪しい。
降りてくる人々は口々に、渋滞は頂上まで続いていて、山頂は足の踏み場もない、と
教えてくれる。どうしたものかとオットと顔を見合わせたが、せっかくなので
しばらく並んで様子を見ることにする。

いつも思うのだが、中央道からアクセスする山岳地帯は
関西方面からの登山客が目立つ。(スキー場もしかり。)
並んでいても聞こえてくるのは関西弁ばかり。うんざりするような
渋滞の列の中でもボケたり突っ込んだり、ギャグの応酬で
漫才を間近で見ているようだ。こんなときでも、いやこんなときこそ
ユーモアを忘れない、という姿勢は見上げたものだ。
私には真似できそうにないけど。
流れては形を変える雲や霧を眺めたり、紅葉の下にもう来春の芽が
準備されているのを見つけては感心したり。
ポケット図鑑でも持ってくれば良かった。。。暇。そして、寒。
風がないのだけが救いだ。

私たちは比較的遅い出発組だと思っていたのだが、
小1時間ほども並んで振り返ると、列はかなり後方まで伸びている。
ようやく第一の難所に取りかかろうというところまできて、
登ってくる人に道を譲ってくれていた下山者たちが、
途切れることのない行列にしびれを切らし、ちょっと険悪な空気が漂い始めた。
(山では原則として登り優先、というのが暗黙のルールなのだ)
すると、さっきまで列の前方でひときわにぎやかにギャグを飛ばしていたおじさんが
「ほな10人ずつ交代にしよかー 1,2,3...はい、黄色のお姉さん、アンタまでなー」と
場を仕切り始めた。しかし、ギャップの上にいる人たちまでその声は行き届かない。
こちら(下)から10人登っても、降りてくる人たちは急にできたルールなど知らず、
10人を超えてもなお、どんどん降りてくる。ずいぶん待たされたのだろう、
この機を逃すかとばかりに、前に続こうとする。そうすると今度は登りの列の後方から
「なんや、決まり事は守れや!」などと怒号が飛んできたりして、もう雰囲気ワルー。
ルールというのは、あればあったでさらなるモメ事の種になることもあるんだなーと
考えさせられた次第。

なんだかんだで、頂上に着いたのは予定より1時間遅れの12時過ぎ。
往復の行程7〜9時間見込みのこのルートでは、昼に頂上についたのでは
日没までの下山が危ぶまれる。(季節、天候など条件にもよるが。。。)
あきらめ組も多く出たせいか、山頂の混雑はピークを越えたと見え、
記念撮影と、腰を下ろして昼食をとるくらいは許されそうな雰囲気になっていた。
私たちの隣では、若者のグループがメザシやイカや焼き肉やら...を焼き焼きして
盛り上がっていて、それもまあオモロい奴らだなーと看過されるくらいの
ゆとりがあった。紅葉を肴に宴会とシャレ込んだのだろうが、あたりは深い霧で
真っ白だったのがお気の毒様。その横で、おいしそうなニオイをおにぎりのおかずに
させてもらいましたよ、オバサンたちは。

帰りも同じところで3,40分の渋滞。しかし登ってくる人はもうほとんどいないので、
行きのときのようなトラブルはなかった。日中小康状態だった雨がまた降り出して、
急坂下りの足下をさらにを危うくさせる。道々、通りにくい箇所ごとに
ちょっとした渋滞ができる。長く連なった人の列をゴボウ抜きにするほどの体力も
残されてはおらず。。。前を行く人の足下をただ追うのみ。下山は4時40分。
駐車場いっぱいだった車の姿ははもうぽつり、ぽつり、と数えるほどになっていた。

登山口から少し下ったところにある、村営の宿舎の温泉に300円で入浴。
(置いてあるのは石けんのみで、シャンプー・リンスはありません。)
設備は値段なり、のお風呂だが、それもまた鄙じみた味わい。
お湯は源泉かけ流しで文句なし。あ゛〜生き返るぅ。

あの渋滞さえなければ、体力的にも無理のない、ちょうど良いコースだったのだが。
まあ、秋の3連休に百名山という自分たちの選択を呪うべし。
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by majalis_k | 2005-10-09 23:24 | 街の外へ出てみたり。