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東京閑〜とん☆ちん☆かん〜日記

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食べるもののこと

放射能汚染も心配ですが
風評被害に苦しむ生産者の皆さんが気にかかる今日この頃

放射能以前に農薬の問題だってありますし
どこまでが有機でどこまでが無農薬、とかいう表示の問題(不毛)なんかも

ほかにも我が国は食料自給率が低くてこのままじゃいかん、とか
いやいやカロリーベースでのデータは意味がない、とか

諸説紛々で もうワケわかりませんよね


もちろん大局を見すえるのは社会の一員として大切な視点ですが
一消費者の行動としてはもっとシンプルに考えたいところ。
それに誰かがこう言っていたからあれを買う、これを口にするというのでは
自分の行動に責任がもてないし。なんかあったら人のせい、という
生き方はあんまり好みじゃないし。


で結局のところ。

あくせく働いて手にしたお金を、誰に払いたいと思うのか。

…もうこれだけでいいんじゃね?とか思っちゃいます


輸入だ国産だ有機だ無農薬だ無添加だ天然だ養殖だ、と
いろいろ選択肢はありすぎるほどありますが

食料自給率を上げるために国産を買おう!とかいうよりは

○○県○○の誰それさんが 頑張って作ってくれた野菜を応援したい!
というほうがなんか腑に落ちる気がするんですよねー

そういう考え方で見ていくと、不思議と
安いからこっちでいいや、という風にはならないものです

生活は細かな取捨選択、決断の集積ですから
判断基準もシンプルにしないとやってられませんしね

その点、お金の流れというのは全ての経済活動に共通することなので
応用も利くし なかなか力強く揺るがないものさしなんじゃないかな、と思います

同じ働く人間として、良い仕事をしていると思える
人やモノに正当にお金が渡るような世の中であって欲しいという
願いも多分に入ってます。カネカネいうと世知辛く聞こえますが
実効性のある応援、って思えば 悪くない気がします

そんなこんなで 最近は
なるべく福島や茨城、群馬千葉の産品を選んで買うようにしてます。
ちいさな子供がいれば、より安全安心なものにお金を使いたいということに
なるのは至極当然でしょうが、おっちゃんおばちゃんだけの我が家では
そうした心配もないので 産地の応援のほうにまわることにします
# by majalis_k | 2011-05-04 11:47 | 小さな家での小さなつぶやき

とりあえず無題。

好きなもの好きなだけ飲み食いした数日間。

さて。悲劇のヒロイン気取りはこの辺にしときます〜

これだから不妊様は。。。ってひとくくりにされちゃうと、
同じ治療を受けていらっしゃるみなさんにご迷惑がかかりますからね♪

私も 実際治療が進むまでは、赤ちゃん連れを見るだけでイライラする
などという僻や妬みに、ちょっと批判的な気持ちもありました。
もちろんいまも褒められたことではないと思ってます。 ただ

治療を始める前の想像をはるかに超えて、
妊娠に至らなかったという判定を受けるのは 実に実にかなしいことでした
こんなに自分が動揺するなんて信じられなかったし受け入れ難かった
自分が女性である、という よりどころそのものが揺るがされる思いでした

それほどの失望が繰り返されると、ある時点で受容の限界を超えるのか
同じようにヒステリックな考え方に傾いていく自分を感じ 慄然としました

できなかったら、そのときはその時♪と はじめは確かにそう思っていたはずなのに…
どんどん余裕がなくなっていきます 余裕がないときはたいていの人が
やさしくなんてなれませんよね 人にも自分にも

それに 身重だったり子育て中だったりの苦労にくらべて
周りの理解や協力を求めにくいという点においても 孤独です

唯一の協力者であるオットはやっぱり男性ですから
受け止め方に温度差があるのは否めません どんなに努力してくれても
身ごもれないかなしみを理解、共感しきれない部分が残ります

こそこそするのも嫌なので カミングアウトしたらしたで、
かえってヘンな気を使われたり…とにかくとても孤独でした

同じ立場にある人間から見ても ちょっとヒステリックになりすぎているな?という
人はときどき見かけますが…ほめられたことではないにせよ
陰口を叩く前に、その人のかかえる孤独について
ちょっとでも思いをめぐらせてもらえたら、と思います

もしかして その人自身が一番自分を許せずに苦しんでいるのかもしれません
そのことが言い訳にできるとは思いませんが 手負いの獣にさらに矢を射かけるようなことは
せずともよいのではないかと思うのです

結局、本当のところは その人の性格でもって
その立場に実際立たされてみないとわからないものです。つまり
違う人間である以上、本当のところは知る由もないということです。
思いやりであれ陰口であれ、常にすべては憶測であるという可能性を心に留めつつ
言葉や行動を選ぶのがよいと私は思います
# by majalis_k | 2011-05-01 21:07 | チャレンジ2008

D30 判定

まず結論から言いますと、土手っ腹に穴開けてもダメでした、と ^^;

どっちかわからないでいるのが一番辛いので
はっきりして すっきりはしました

もう さよならした卵さんも2ケタを超えたことだし 慣れたものよ
ひとりでもへーきへーきと思ってたけど こればっかりはどうも慣れないみたいね

帰り道は上を向いて歩きましたw 大きく息を吸ってー 吐いてー
駅まで10分ほど、緑道を歩く道のりに救われた んー新緑が目にしみたぜぃ
目がしょぼしょぼしてるのは花粉のせいよ、って顔して
なんとか電車に乗れるくらいにはもちなおした


自分より大変な状況にある人とくらべて
自分はまだマシだ、と安心しようとする態度は
いかがなものだろう?と 日頃は思っているくちですが

やっぱり 東北の震災のことを思うと
これしきで泣いてちゃ申し訳ない気がするんだな

まあ お金はそれなりに消えていったけど
かけがえのないものではないし またがんばればいいもの。
私はまだなにも手に入れてなくて、だから失ってもいない

一方で すでに手にし慈しんでいた日々を 存在を
圧倒的な力でもぎ取られるように 突然に すべて
失った人々が 同じ大地の上に今日を生きてる

それに比べたら…、とは言わないし言えない。
ただ 全然だ、甘ったれるな 申し訳ないくらいまだまだだ、と奮い立つ

他者の危機が、甘ったれふやけた自分の姿を映してくれる
被災地の人々にむしろ元気や気付きをもらっている


…勝手にもらっちゃってスミマセン きっときっと返しにいきますから
いまはどうか すこしの間だけ そう思うことを許してください
# by majalis_k | 2011-04-29 01:24 | チャレンジ2008