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東京閑〜とん☆ちん☆かん〜日記

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ロックンロール・ミシン(映画)

きょうは風邪で寝ているので、布団に入ったままG4 BOOKで映画鑑賞でつ。

今を時めく?行定勲監督作品です。
新しいものには何かと懐疑的なガンコ頭のわたくしですが、
わりと観てますね。岩井俊二親分に比べて詩情は若干薄められているものの
その分スピード感がありポップで入りやすい作品が多いのでは、と
個人的には思います。

で。ロックンロール・ミシン。
私は「リアリティ・バイツ」をちょっと思い出しました。
輝ける青春の日々と、その落日。
こういう青春映画は、邦画の方が感情移入しやすくて、きゅっとなっちゃいますね。
自分の青春はちっとも輝いていなかったんで、回想、追憶というよりは
あくまでも妄想に過ぎないんですが。

単調なリーマンの日々。彼女との関係もなんとなくうまくいかない。
そんなモヤモヤでいっぱいの彼(加瀬亮)が、街中でバッタリ会った
高校時代の同級生(池内博之)は、オシャレな連中をとりまきにイキイキとしていた。
今なにやってんの?「いんでぃーずのぶらんど」やってんだよねー。ときた。
これはまぶしい。かっこえー。それにひきかえオレはどうよ?となるわけです。当然。
仕事にも身が入らなくなり、注意した上司をなぐって辞表。素敵に王道です。

池内博之って、正直あまりうまくないというか顔の濃さで損してるヒトくらいに
思ってましたけど、この映画ではなかなかいい感じです。
天才肌のデザイナー、という役ですが、どっちかというと努力のヒトっぽく
みえてしまうのは、彼本来のまじめさの現れなんでしょう。
りょうの鎖骨、背中、足首の美しさには手を合わせたくなるほど。はあ〜
この人こそ実はロボットなのでは?と思ってしまいます。
そういえば加瀬亮ってクォン・サンウ(韓国の俳優)に似てません?
なんてことない地味顔のようでいて、くしゃっと笑うと結構かわいい。
意外性にときめいてしまう傾向のあるわたくしにとって、要注意人物かもしれません。

なんでそうなるかな、みたいなところもあるにはあるんですが
そんなチグハグさも、若さなんだよね。きっと。

DVD買っちゃってもいいかな?度…☆☆
by majalis_k | 2005-04-17 00:14